この記事では、ピックルボールとテニスの類似性について説明します。
ピックルボールとテニスの技術的な部分の類似点としては、以下のものが挙げられます。
- コートの中央にある高さ1m程度のネットを挟んでボールを打ち合う、ネット型スポーツである。
- 道具を使ってボールを打つ。
- 使い方
- 構造(構成)
- ノーバウンドとワンバウンドのどちらでもボールを打てる。
- ノーバウンド(ボレーやスマッシュ等)やワンバウンド(ストローク等)でボールを打つ技術が同じである。
ピックルボールのパドルとテニスラケットはその外観や大きさが異なってはいるが、構造(構成)や使い方は同じである。
ハンドル部分を握って持ち、先端のフェイス部分でボールを打つ。
「グリップ」と「フェイス」から構成されている。
ただし、テニスラケットにはグリップとフェイスの間に「スロート」と呼ばれる部分があるため、パドルと比較すると全長が長くなっている。
下図にテニスラケットの構造(構成)の概要を示す。
このように両者は競技性やボールを打つ技術、道具等の多くの部分で類似しています。
従って、ピックルボールの技術を学ぶためにテニスの技術情報を参考にすることが可能です。
【補足】
テニスの歴史は長いため、多くの良質な情報が日本語でも発信されています。
一方、日本におけるピックルボールの歴史は非常に浅いため、日本語でのピックルボール関連の技術情報の発信は殆ど行われていないのが実情です。
このような状況であるため、日本語でピックルボール関連の技術的な情報を得たい場合にはテニスの技術情報を参考にする必要がある、というのが現状です。